Entries from 2018-12-01 to 1 month

「コンビニ人間」村田沙耶香著

ラディカルでロックだ。 カフカの「変身」のようでもあり、芥川龍之介を彷彿させるようでもある。「男を飼わない」と言っていた米原万里さんのことも思い出す。

「重力ピエロ」伊坂幸太郎著

「山椒魚は悲しんだ」 「メロスは激怒した」 …… 「春はあけぼの ようよう白くなりゆく山際…」 これで会話が成り立ってしまう。とても好きなタイプの小説だ。