ちょっとピンぼけ

「ちょっとピンぼけ」ロバート・キャパ(文春文庫)
とても面白く読めたのだけれども、余りにも面白すぎて、そこに描かれていることをそのまま信じるのがためらわれる。
キャパの友人が書いた日本人の友人の後書きの一節に「キャパは母国を持たず、従ってその言語を持たず…」というような記述あり。母国がなくたって、マジャール語という立派な母語があるのでいいじゃ無いの?そもそも国家というのは絶対的に大切なものなのか?

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