安全保障とはそもそも何のためか?

本来は健全な経済発展のための重要なバイプレーヤであるべき金融部門が、実体経済を不健全に右往左往させているように、不健全なエリート意識を持った安全保障の専門家と言われる人々が、安全保障の本来の目的(即ち、平和で秩序ある社会を守るという目的)を見失っているように私には思われます。安全保障の専門家の後ろには平和と社会の安定を求める普通の人々がいるように、仮想敵国と見做しているカウンターパーティの背中にも同じような普通の人々がいることを忘れているのではないでしょうか?意図的にそれを見ぬふりをしているのであれば唾棄すべきいやらしさですし、意図的でないとすればただの阿呆のように思います(当時は最も切れ者と言われながら、今では名前すらすっかり忘れ去られているケネディ&ジョンソン政権時の安全保障補佐官マック・バンディみたいなものですかね~)。

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